Saturday, December 31, 2011

Monthly Book Review No.17

さてさて、早いもので2011年も今日で終わりとなります。また月の終わりということで、今年最後のMonthly Book Reviewをおとどけいたします。今回ご紹介するのは、HONDA RACERS in the Golden Ageという本です。こちらの本を簡単に説明してしまうと、1950年代後半に世界へ飛び込んだホンダが、あっという間に各国のレースで優勝してしまいました。その時に大活躍したマシンとそのライダー達がのった写真集です。通常このような時代物の写真集は、車両や走行している写真のみを集めた物が大半ですが、こちらの写真集は車両や走行風景はもちろんライダーやスタッフ、そしてメカニックまでが登場しており、写真から現場のライブ感が物凄く伝わってきます。そしてもうひとつの特徴は、ホンダが世界を相手に全力で挑戦している姿を見ることができます。いかがでしょうか?今回は車両の写真を楽しむだけでなく、我々の時代でも頑張るぞ!という、やる気と勇気も得られる本を紹介させていただきました。さて、本年もたくさんの皆様に支えられて1年を送ることが出来ました。共通の趣味から出会えた、一人一人の皆様に心より感謝を申し上げ、来年もまた新たな出会いも生まれますよう願っております。それでは皆様、健康には十分気をつけて良いお年をお迎え下さい。

Sunday, December 25, 2011

CORIN COLLECTION

本日は、仕事帰りにドリーム館に寄ってきました。到着すると師匠はオートバイを外へ次々と出していたところでした。理由を聞くとBSAに付けるキャブレターをガレージの奥から出すために、オートバイを外に移動したとのこと。これだけの台数があると、整理しているとはいえ各車種の部品を探し出すのも一苦労だそうです。そしてガレージ内を見ますと、また新しい車両が増えていました。良く見るとそれは英国車のRudge(1396年製)ではないですか!師匠に聞くとエンジンは4バルブ500cc、アルミシリンダーヘッドのレアモデルだそうです。しかも車両の出所を聞いてビックリ!昔懐かしい東京・上野の光輪モータース、小林社長が所有していたコレクションの中の一台だとのことです。小林コレクションというと、先日まで『モンスターコレクション メモリアルin上野』という、展示車両が商品として売り出されるイベントが開催されていましたが、そこで行われていたオークションでお知り合いの方がまとめて購入した中の一台が、師匠のガレージへとまわってきたそうです。まさかのお話だったので、Rudgeの稀少性以上にオークション話の内容に驚いてしまいました。(展示されていた車両はCORIN COLLECTIONという本でご覧になれます。)しかしあの展示車両がここにあるとは、不思議な巡りあわせです。これでまたマニアックなオートバイがドリーム館に加わったわけですが、今後も珍車が増殖しそうなので、入庫しだいご報告させていただきます。


















Friday, December 16, 2011

The Thai Report Part 16

だいぶ間があいてしましましたが引き続きThe Thai Report Partをお送りします。さて、アユタヤでMr.Nuiと別れた後、バンコク行きの列車に乗りました。タイで列車に乗るのは2回目でしたが、今回乗ったのは日本で使用されていたディーゼル列車です。(よくアジアでは、日本の鉄道払い下げ車両が現代でも使用されていると、鉄道マニアの方からさんざん聞かされていました。) 車内空調は冷房はなく扇風機のため、窓を前回に開けて暑さをしのぎます。そのためディーゼルエンジンの音が外と内側から聞こえ、会話もできないほどのもの凄い音をたてながら走ります。およそ1時間程列車に揺られ、ノスタルジックな気分を味わいながら無事バンコクに到着。辺りはすっか暗くなる中、1年ぶりにバンコクの地を踏みました。

Day2 pm:Bangkok





バンコクへ到着して、すぐにむかったのはRajadumnern Stadiumです。(タイでムエタイの試合を生で見たことがなかったので、今回のバンコク観光に入れておりました。)内容はさすが国技だけあり、非常にエキサイティングな試合(他の理由もプラスして)を見せていただきました。タイではムエタイは賭けの対象になるため、観客の熱の入れようは半端ではなく、選手を見る目も大変肥えています。大きな金額が動く試合は選手と観客が一体となり、日本では見れない世界がここにはありました。

Rajadumnern Stadium









ムエタイの試合を見た後は、お腹が空いたのでバンコク プラナコーン区のカオサン通りへ移動。(カオサンはタイ語で「精米」の意味ですが、この通りは非常に白人が多いのも特徴。)屋台で買った、昆虫の揚げ物をつまみながら街中をふらつき、初めて入ったカフェレストランで食事をして、この日は終わりとなりました。

Khaosan road















Wednesday, December 14, 2011

Saturday, December 10, 2011

The Thai Report Part 15

Day2 pm:Ayuthaya City

さて、先日のタイレポートの続きになりますが、今回は2日目の午後の模様をお伝えいたします。Wat Phananchoeng Worawihanの次にむかったのは、Wat Yai Chaimonkonというお寺です。このお寺は1357年、アユタヤを建都した初代ウートン王がセイロン(現スリランカ)に留学中の修行僧たちの瞑想のために建てた寺院で、別名を「ワット・プラ・チャオプラヤータイ」というそうです。また、遠くからでもひときわ目立つ高さ72mの仏塔は、1592年に19代ナレスアン王が象にまたがり一騎打ちでビルマ王子を敗り、ビルマ軍との戦いに勝利した記念の塔だそうで、その広い境内には塔の周りを囲む黄色い袈裟を纏った数十体の坐仏像と寝釈迦像がありました。

Wat Yai Chaimonkon









続いてWat Yai Chaimonkonの次にむかった先は、わたしがアユタヤの寺院の中で一番見たかったWat Maha thatでした。この寺院は、1369年~70年の2代ラーメスアン王が建てたという説と、1370~88年の3代ボロムラーチャー1世が建てたという説がある13世紀の重要な寺院の一つだそうです。かつては塔の頂上が黄金に輝いていたこの寺院もビルマ軍の侵略により廃墟と化し、今は木の根の間に埋め込まれた仏像の頭や、頭部がない仏像、崩れ落ちたレンガの壁や礼拝堂の土台が残るのみとなっていました。またこの寺院は1904に完全崩壊するまで、アユタヤ王朝後期に何度も修復とリフォームが繰り返されたようです。そして1956年にタイの芸術局(Fine Arts Department)によって行われた修復工事により、かつて仏舎利塔に納められていた仏像の遺跡やその他の仏像 、奉納額、など多数の芸術品が発見されたそうです。(これらは現在他の博物館で展示されている)そしてメインの仏塔(チェディ)は、ラテライトの基礎部分と上部建物部分のみが残っていおり、仏塔を囲んでいたベランダの屋根部分を支えていた柱の跡が見られました。一部のみが修復されてはいるものの、既存の遺跡は 広大で荘厳としており、かつての最も重要な宗教的中心地の姿を垣間みることができました。

Wat Maha that

















そしてこの後はMr.Nuiにつれられ、Wat Maha thatから数キロ離れた場所にある像センターへ移動し、像に乗りながら遺跡の敷地内を観光しました。楽しかった時間はあっというまに過ぎ、そろそろ移動の時間といことで、彼らとはこのアユタヤでお別れとなりました。また来年再開することを誓い、彼の案内でバンコク行きの電車に乗りました。今回初めてのアユタヤ観光でしたが、Mr.Nunと彼の家族のおかげで大変貴重な時間を過ごすことができました。またこの二日間、様々な観光地の移動をサポートしてくれたトゥクトゥクドライバーの夫婦には、本当にお世話になりました。彼らの懐の深さと、心の温かさに大変感謝いたしました。さて洪水災害から約二ヶ月が経ちましたが、現在のアユタヤはだいぶ水は引いたとはいえ、まだまだ現状は大変だと聞きました。一日でも早く、この都市が回復することを心から願い、アユタヤ編は今回で終わりとなります。Thanks Mr.Nui. บายดี หรือ ครับ.แล้ว พบ กัน ใหม่ นะ ครับ!