Monday, October 31, 2011

Monthly Book Review No.15

今月はA Century of Indian という本をご紹介します。この本は1901年に誕生したインディアン社の最初のインディアン シングルの車両から始まり、伝説的なモデルから生産終了車両(1950年代)までを、カラー写真で紹介しています。本を読みますと、インディアン社の第一号車は原動付自転車からスタートしたようですが、この時代の他のメーカーの車両と比べると、相当技術力が高かったようです。そしてその革新的技術力は後の車両にも投入され、伝説的なモデルの誕生にいたったとありました。また、レースの世界でもインディアンの力は発揮され、数々の功績を残したと記されていました。しかしメーカーの歴史を見ると、けして輝かしいことばかりではないようです。アメリカのモーターサイクル史には欠かせない、絶対的な存在でしたが、販売不振から1950年代には生産終了となっていました。その後も、復活と倒産を繰り返していたようですが、ここにきてまたまた会社を建てなおし(昨年日本でも正規販売店がオープン)2年前より新生インディアンの車両が、再び現代に産み落とされました。世の中から消えていく2輪メーカーはごまんとあったわけですが、一度倒れたメーカーが復活することは、そうそうあることではありません。最近何かと世界が傾いていることから、復活という意味をこめてインディアンの歴史本を紹介してみました。また次回も素敵な本を紹介いたしますので、どうぞご期待ください。

Thursday, October 20, 2011

The ECT helped Thailand flood

現在タイは50年に一度と言われる大洪水で、既に300人以上が亡くなる程の、大きな被害を受けています。日本でも地震を始め、台風などの風災や水害などが記憶に新しいところですが、いったい世界はどうなっているのでしょうか?そのような中、私が所属しているEnduro Classic Thailand Clubも、タイの洪水被害者の支援、援助を目的に“The ECT helped Thailand flood”というプロジェクトを立ち上げ、各メンバーが義援金を集めています。私も日本から何かできないかと考え、地元のタイの友人たちとともに、募金活動を開始しました。日本もまだまだ支援が必要ですが、タイの洪水被害も大変深刻な状況です。早く両国の人々が平穏に暮らせるよう、今できることからすぐさま行動に移したいと思います。

Monday, October 17, 2011

DIRT A.C.T.S. UNION VMX 2011 The Final Race

昨日は川越で行われた、DIRT A.C.T.S. UNION VMX 今期の最終レースに出場?してきました。結果は・・・・・、試合前の練習走行中のセッティングミスで、レースに出ることさえできませんでした。その原因は、当日のコースがぐちゃぐちゃのマッディなコンディションだったため、タイヤの空気圧を若干低めに設定しました。それが大失敗となり、練習走行中リアタイヤがずれ、リムでチューブを破ってしまいました。今回は予備のチューブを持っていなかったため、その場で終了。今回お誘いした仲間たちもがっかりしています。大変痛い結果となってしまいましたが、この後は気持ちを改め、いつもお世話になっている先輩が出場するレースの、応援係を勤めました。レース後半は朝方の天候とはうって変わり、すばらしい秋晴れとなり、乾燥しつつあるコースコンディションの中、ベテランライダーたちはアグレッシブな走りを披露し、会場を沸かしていました。さて、レースは本当に何が起こるかわかりません。とくに私のような初心者は、レースを甘く見すぎていました。今回の経験を次回に活かし、来年こそは皆でレースを満喫したいと思っております。























Saturday, October 15, 2011

Ready To Race

先程、明日行われるDIRT A.C.T.S. UNION VMX 2011の、ミニ耐久レースに出場する車両が完成いたしました。今回は、自分で組み上げたヘンテコ車両での参戦ということで、不安だらけのレースとなりそうです。当日は、地元の仲間にも運転してもらう予定です。レース終了まで、車両が形をとどめていてくれることを祈りつつ、明日は精一杯泥遊びをしてこようと思います。


Thursday, October 13, 2011

Honda Roadster Kit

現在YAHOOオークションに、新品のRoadster kitが出ています。以前も同じ商品が出ていたような気がしましたが、前回は金額の関係で落札されなかったのでしょうか?この商品の出品者は、アメリカから車両や部品を輸入しているようで、私も何度か部品をお譲りしていただいたことがあります。毎回レアな輸出モデルの部品を出品されていますので、今後も目が離せません。今回のRoadster kit、一体いくらの値が付くのか?大変見ものですね。









Monday, October 10, 2011

Rocket Festival in Chichibu

昨日はタイの友人たちと共に、埼玉県秩父市、椋神社の例大祭で行われた、龍勢祭り(りゅうせいまつり)に行ってきました。このお祭りの説明文によると、毎年10月の第二日曜日に実施されているもので、27の流派があり、毎年三十数本の龍勢(火薬を仕掛けた龍)を、轟音とともに天高く打ち上げるお祭りだそうです。この祭りで奉納する龍勢は、各流派の手作りで作成され、通称農民ロケットとも呼ばれているようです。そしてお祭りの名前は、打ち上げられたロケットがまるで龍の如き勢いであったことから、龍勢と呼ばれるようになったという説からきているとのことでした。そしてこのお祭りは、秩父市との姉妹都市提携で知られる、タイ東北部ヤソートン県ヤソートン市の年中行事であるロケット祭り(ブン・バン・ファイ)บุญบั้งไฟ ยโสธรとも共通していることから、当日会場にはタイのヤソートン市の市長をはじめとした、多数の関係者が来日していました。ちなみにヤソートン県出身のタイの友人に、タイでのロケット祭り(ブン・バン・ファイ)บุญบั้งไฟ ยโสธรのお話をうかがうと、祭りの目的は「雨乞い」だそうです。日本でも、農業と深い関わりを持つ祭りが数多くありますが、このロケット祭りも、そうした農業にまつわる祭りのひとつだそうです。では、どうして空に向かって、ロケットを打ち上げるのかというと、天気を司る神である蛇神ナーガを目覚めさせるために、ナーガの住むといわれる天空に向かって、ロケットを打ち上げるのだそうです(ナーガは、5つの頭を持つ蛇の形をした神様で、元々はヒンドゥー教の神ですが、タイの寺院やクメール遺跡でも、祭られていることが多い)。ちなみにタイでは毎年4月、タイ正月ソンクランが行われ、互いに水を掛け合うことによって、雨季の到来を祝うのですが、農業が中心のタイ東北部では、ソンクランだけでは不十分であるため、さらに強力な方法を用いて、雨を降らせるように祈るとのことでした。このため、ロケット祭り(ブン・バン・ファイ)のパレードや、打ち上げられるロケットなどには、ナーガをイメージした装飾が多く見られるということです。話が長くなりましたが、今回、日本でタイと共通したお祭りが開かれていることを知り、とても良い体験をすることができました。このことから、毎年5月にタイで開催されるロケット祭り(ブン・バン・ファイ)บุญบั้งไฟ ยโสธรも、是非生で見てみたいと思いました。