さて、前回の続きとなりますが、本日は先日入手した車両についてお話したいと思います。今回新しく家族に加わった車両は、Honda PortCub C240です。PortCubについては、インターネットで沢山説明が出ているので、そちらをご覧いただければよろしいかと思いますが、個人的にこのモデルには、以前から強い憧れがございました。魅力的な点を挙げるときりがありませんが、まず名前が素敵です。車名は「世界のどこの港(Port)にも在るくらい普及してほしい」という願いを込めて命名されていることから、世界へ飛躍を目指したHONDAのロマンを感じます。次にスーパーカブC100の廉価版として登場した為、灯火類がすべて省略されています。C100専門の方々から見れば、実にチープで魅力薄に思われていますが、このシンプルさが最高です。こういったことから、大昔に一目見て以来、いつかはPortCubを手に入れたいと思っていました。そしてこの車両でレーサーを作ったら面白いのではないかと考えておりました。その理由として、フレームは溶接の簡略化と材料削減のため、軽く無駄のない簡単な構造です。そして先ほど述べた、灯火類が無い時点でもう競技車両を想像させられます。今回入手した車両は、国内向けの青色ボディー(本当は海外向けの灰色が欲しい)です。車両のコンディションも錆が多く、美しくありません。レーサーを作るにあたり、ボディーや足回りの強度の問題、そして肝心のエンジンのパワー不足等々が考えられますが、各パーツのグリスアップ以外、このままの状態で組みなおそうと思っております。今後は、この車両でVMXのミニ耐久に出場することを目標に制作していきますので、その工程もこちらでご紹介できればと思っています。
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