Tuesday, May 31, 2011

Monthly Book Review No.10

本日はMonthly Book Reviewをおとどけいたします。今回はIndy Cars 1911-1939という本をご紹介いたします。この本の紹介部分を翻訳してみると、以下の内容が出てきました。
インディアナポリスの実業家達が2 1/2マイルのトラックを敷設して、1911年に500マイルのレースを行うことに決めました。それはヨーロッパならびにアメリカからレーサーを得た時代の間の、巨大な財布による壮大な仕事でした。Delage、Peugeot、BallotそしてMercedesはドルを勝ち取り、アメリカのレーシングカー・ビルダー、ハリーミラーとデューセンバーグ兄弟を奮起させるようになりました。すぐに彼らは才能を発揮し、1920年代にスーパーチャージャーと前輪駆動、1930年代に16気筒エンジンを導入することで大成功をもたらし、500マイルレースを支配するようになりました。この本は1930年代のレーサーをカバーしています。 初期の多くの珍しい写真は、先駆的な年の車、エンジン、そして個性を生き返らせます。 彼らの業績は、インディアナポリス500を、世界の最も大きな自動車レースにしました。
といった内容でしょうか?読んでいて、メカ的な部分等は全くわかりませんが、車体の外観や、エンジンを接写している写真等はとても美しく、大変刺激を受けます。この年代の車好きにはたまらない一冊ではないでしょうか?たまに海外のeBayや、高級車専門オークションを見ていると、本物のインディーカーが出品されていたりするので、この本を見ながら歴史的な背景を調べてみるのにも役に立っています。いかがでしたでしょうか?今回はIndy Cars 1911-1939という本ご紹介いたしました。来月はこの本の続編について、お話したいと思います。





















Friday, May 27, 2011

C115 Chrome SPL

何気なくYahoo auctionを見ていたら、何とC115 Chrome SPLの分解された車両のパーツが、出品されているではありませんか!以前、New Year Meetingに参加した際に、会場で販売されていたCT200のChrome SPLを見たことはあったのですが、C115のChrome SPLが日本に入ってきた話は聞いたことがありませんでした。過去にChrome版のC115は、K​i​k​u​s​a​n様のブログmodel11g 自己満足の世界で見たことはあったのですが、その詳細は不明で、こちらもアメリカの優良ディーラーにプレゼントされていた、非売品モデルなのかな?と想像をしていました。何はともあれ、大変貴重な車両であることにはかわりません。分解する前の状態でも相当な値が付くかと思われますが、バラバラの状態の物を、1つ1つ落札していくと、コンプリートするまでにいくらくらいになるのでしょうか?考えただけでも恐ろしい、C115のChrome モデルのお話でした。








Tuesday, May 17, 2011

Scrap and Build

先日入手した、C240のメカニズムとコンディションを知るため、一度バラバラに分解してみました。全体的にサビがあり、ひどいところには大きな穴も開いていました。パーツも欠品している部分が多々あるので、オリジナルパーツを見つけて組むか、または他のホンダの車種から流用するかどうかを考えてみました。VMX用に仕上げる予定なので、強度の問題からダメージの多いところは、部品を変えざるを得ません。そこでばらしてみてわかったのが、C240の各部分はC100等、他のカブ仲間の部品の形状とは違い、まったくの別物でした。以前からこちら様のサイトを参考にさせていただいて、C240の部品関係については、大体は把握していたつもりでしたが、こうも他のカブ仲間と違うとは、思ってもいませんでした。しかしあちら様のサイトでは、大胆なモディファイをしている事例もあったので、やりかたによっては少しの加工で使えるものもあるのかもしれません。今回の制作コンセプトは、なるべくオリジナルのスタイルを崩さず、現状で必要なのに付いてない部品を、他のもので補う程度でいくことに決めました。最近は、このC240のことで頭がいっぱいです。想像?創造?している時の脳が働いている感覚がたまりません!今後は、各部品をじっくりと味わいながら、徐々にではありますが、ある程度形になるようにしてみたいと思っています。

Monday, May 16, 2011

The Man of Destiny

さて、前回の続きとなりますが、本日は先日入手した車両についてお話したいと思います。今回新しく家族に加わった車両は、Honda PortCub C240です。PortCubについては、インターネットで沢山説明が出ているので、そちらをご覧いただければよろしいかと思いますが、個人的にこのモデルには、以前から強い憧れがございました。魅力的な点を挙げるときりがありませんが、まず名前が素敵です。車名は「世界のどこの港(Port)にも在るくらい普及してほしい」という願いを込めて命名されていることから、世界へ飛躍を目指したHONDAのロマンを感じます。次にスーパーカブC100の廉価版として登場した為、灯火類がすべて省略されています。C100専門の方々から見れば、実にチープで魅力薄に思われていますが、このシンプルさが最高です。こういったことから、大昔に一目見て以来、いつかはPortCubを手に入れたいと思っていました。そしてこの車両でレーサーを作ったら面白いのではないかと考えておりました。その理由として、フレームは溶接の簡略化と材料削減のため、軽く無駄のない簡単な構造です。そして先ほど述べた、灯火類が無い時点でもう競技車両を想像させられます。今回入手した車両は、国内向けの青色ボディー(本当は海外向けの灰色が欲しい)です。車両のコンディションも錆が多く、美しくありません。レーサーを作るにあたり、ボディーや足回りの強度の問題、そして肝心のエンジンのパワー不足等々が考えられますが、各パーツのグリスアップ以外、このままの状態で組みなおそうと思っております。今後は、この車両でVMXのミニ耐久に出場することを目標に制作していきますので、その工程もこちらでご紹介できればと思っています。







Sunday, May 15, 2011

Motorcycle Salvage

本日は、土にかえりそうなオートバイを某ガレージまで引き取りに行ってきました。救出に行ったオートバイについては次回ご紹介するとして、本日おうかがいしたオーナー様のガレージが素敵すぎたので、今回はその話題を先にお話しようと思います。こちらのオーナー様は、若いころからオートバイをご自身でレストアし、保存するのが趣味だったようで、多い時には50台以上所有されていたそうです。現在はコレクションの整理中で、所有している車両を減らしているという状況だったので、私にもその中の1台を、お譲りしていただけるチャンスが回ってきました。ガレージにはホンダ、ヤマハ、スズキ等のビンテージバイクが鮨詰め状態で、並べられていました。オーナー様曰く、これでも整理したほうで、以前は人が入る隙間もなく、奥へ行く際はオートバイのシートの上を渡り歩いたと言っておりました。車両も、レストアされた完成状態のものから、組み立て途中のもの、そしてバラされて部品だけのものと様々です。そしてガレージの棚には、各オートバイ用の貴重なストックパーツも大量にありました。興奮しながら、見て質問しての繰り返しをしていたら、時間はあっという間に過ぎおり、この日は長時間にわたり、オーナー様の素晴らしいおもてなしのおがげで、とても楽しい時間を過ごすことができました。また時間があったら遊びにおいでとの嬉しい言葉をお土産に、車両を積んで帰路に着きました。 ※オーナー様、本日は誠にありがとうございました。また次回も引き続きよろしくお願い申し上げます。












Saturday, May 14, 2011

MessageBox

今日家に帰ると、またタイから小包が届いていました。送り主はMr.Kornからで、中身はタイのオートバイクラブのウェアーとステッカー、そしてCD-Rが入っていました。CD-Rの中身は昨年と同様に、今年もENDURO Classic THAILANDのメンバーで、タイ北部の方へツーリングに行ってきたようです。その時に撮影したと思われる画像と、動画がおさめられていました。まだ、中身をすべて見てはいないのですが、タイの美しい大自然の中を駆け巡る、ワイルドなモトクロッサーと、愉快なクラブメンバーたちの画像が大量にあったので、明日から少しずつご紹介していこうと思っています。Mr.Korn &Tui ขอบคุณ ครับ


Thursday, May 5, 2011

One tough problem after another

本日は前回の続きとして、CA100子さんの整備作業を行いました。まずはじめに、先日とりつけたコイル類をチェックし、続いてポイントの調整、組み付け、そしてスパークの確認といった内容で、作業は順調に進んでいきます。キャブもオーバーホールキットを使い、新品パーツを使用してあるので、あとはエンジンをかけるのみとなりました。かかってくれと祈りつつ、キックを2、3回踏むと、気持ち悪いぐらいにすんなりエンジンが始動しました。1年ぶりに聞くOHVのエンジン音も、特に異音もなく、調子も良さそうだったので、テストドライブをしようと思い、ギアを入れようとしたその瞬間、ギアシフトスピンドル部分からの大量のオイル漏れを発見してしまいました。もちろん交換シールは持っていないので、仕方なく予備のエンジンで積みなおすことに。万年腰痛のガラスの腰を気にしながら、なんとか交換作業が完了し早速キックをすると、こちらもすんなりエンジンが始動しました。オイル漏れがないか確認した後、再びテストドライブを開始。久しぶりに動いたカブだったので、嬉しくて近所をぐるぐる走っいると、何だか車体から変な臭いがします。すぐさま路肩に止めて、エンジンをチェックしてみると、何と今度はシリンダーヘッドの下からオイルが垂れているではありませんか!気持ちが折れたのか、大きなため息とともにやる気も抜けてしまい、今日の作業は終了となりました。1年以上ほったらかしにしていて、機嫌を損ねているのか、まだまだCA100子さんはすんなり走ってくれそうもありません。今回のことから、次回はエンジンをばらしてみようと思いました。そしてオーバーサイズピストンでも組んで、パワフルな“いじわるばあさん使用”にする予定なので、また作業に取り掛かりましたら、こちらでご報告したいと思います。