Beauty&Beast

昨日の昭和の日は、秩父羊山公園の南側一角にある「芝桜の丘」の芝桜観光に行ってきました。「芝桜の丘」は秩父を代表する観光名所の1つで、平成12年に誕生し、今年で10年目を迎えたようです。「芝桜の丘」では9種類、400,000株以上の芝桜が、約17,600㎡の敷地に咲き競い（資料より）、見渡す限りの花の絨毯となっていました。その模様は、秩父夜祭の屋台や 笠鉾の囃子手の紅白襦袢模様と躍動感をデザイン化したものだそうで、 秩父シンボル｢武甲山｣との景色は最高のロケーションとなっていました。またこのシーズン、秩父鉄道では芝桜鑑賞へあわせて、臨時列車＆急行芝桜号＆SL芝桜号の運転が行われていました。たまたま近場を通りかかったSLを写真に収めることができたので、こちらにのせておきます。皆様も、黒い鉄のかたまりでできたSLで、美しい桜の観賞に行ってみてはいかがでしょうか。

交通：御花畑（芝桜）駅下車徒歩15分

開花時期：4月上旬～5月上旬
お問合せ：芝桜総合ダイヤル  Tel0494-22-2816（5月上旬まで）

Fairlady

今日はドリーム館のご主人から、面白いオートバイが入ったとの連絡をいただき、早速見学に行ってきました。今回はイギリス生まれの1946年型のDOUGLAS • T35です。排気量は350ccで、エンジンはBMWような水平対向2気筒でしたが、駆動はチェーンドライブ。一見リジットのように見えるフレームですが、ちゃんと複雑な構造のサスペンションがついてました。気になる場所をあげるときりがないのですが、いかんせん初めて見た車両。わからない事ばかりなので、早速資料をそろえることにしました。（資料はいつもお世話になっている日本二輪史研究会さんにお願いを予定しています。）車両は、車検を通すため、インジケーターやタンデム者用のグリップ紐？等がついている以外は、ほぼオリジナルをキープ。古い、車両にもかかわらず、メッキ類はしっかりと生きており、イギリス車のクオリティーの高さもうかがえるポイントでした。見ているだけで時間を忘れてしまう程、美しく不思議な魅力がいっぱいなオートバイでした。

TIARA

今日もまた、お取引先の会社に行ってきました。前回は360のお話をしましたが、今回はこちらの車両をご紹介いたします。昨日オーナー様は、1962年型のToyopet Corona 1500DXを購入されたようで、ガレージ内には部品取り（でも直すらしい）の車を含め、二台の大変珍しいコロナがレストア待ちをしていました。コロナというと、丸目4灯のモデルをよく見かけますが、こちらの2灯モデルは久しぶりに見たことから、隅から隅まで食い入るように観察させていただきました。オーナー様の話によると、当時コロナを崖からわざと落とし、その落ちたコロナにドライバーが乗り込み、そのまま走行してしまうといった、ボディの安全性や剛性の高さを強調するCMがながれていたそうです。その証拠に、ドアの開閉の際、無音で開き、カッチャカッチャと２段階にわたる何ともいえない精密な音を鳴らし、ドアがボディに吸い込まれるように閉まります。ドアの開閉は、その車のボディのクオリティを計る指標ではないでしょうか？最近、妙に昭和の国産車、国産オートバイに惹かれます。自分でも理由はわかりませんが、私の中に流れる日本人の血が騒いでいるような気がする今日この頃でした。
おまけ画像：Ford Model A Sedanが奥にいました。体脂肪率5%以下の切り張りした車両を見慣れていたせいか、フルOGの車体の大きさには驚かされます。この車両もレストア中でした。

Plastic SurgeryⅡ

今日は前回の続きとして、リジットサスの整形、塗装、取付作業を行いました。４月というのに外は恐ろしく寒く、凍えながらの作業となりました。内容は、ひたすらアルミ材を削り、形を整え、また削りの繰り返しです。ある程度形にしたところで、次に塗装に取りかかります。塗装は下地が肝心ですが、私の場合すぐに色をつけたくなる性分で、過去に何度も禿げる、錆びるといった残念な結果を生み出しております。しかし今回もまた、強引に塗装作業を行いました。キンキンに冷えた缶スプレーをむりやり噴射し、気泡と塗料ダレのフルセットで完成。乾燥を待たずに、ボディーへ装着。結果、出来はいまいちです。サスの形状も納得いきません。また作り直すことを前提に、今日の作業を終えました。今後もイジル度に課題が増えるという、嬉しいパターンが当分続きそうです。

Cherry Blossoms

本日は朝から、東京の立川市にある国営昭和記念公園に、お花見に行ってきました。お花見は、年に一度の楽しみなイベントの一つということもあり、毎年場所を変えて見に行っています。この日は天候にも恵まれ、桜が満開に近い状態で、非常に見応えのある内容でした。この他、園内ではフラワーフェスティバルも開催されており、楽しみながら散策することができました。心身共にリラックスしたことはもちろん、植物自身の力強い生命力を感じることもでき、大変有意義な一日となりました。

Restoration

本日は、またまたドリーム館の話題です。以前こちらのＥシリーズをご紹介いたしましたが、その車両たちは、めでたく介護施設？から新しいお家へもどられたようで、今度はドリームＳＡ型とベンリーＪＣ型が入所されていました。これらの車両は、コレクターの方からの修理依頼で預かった車両だそうです。しかも依頼者様はこの車両の他に、昔のオートバイを50台程、所有されているそうです。この日は部品を外す作業をしていました。二ヶ月後に完成を予定しているとの事で、できしだいこちらで報告したいと思います。
（前回ご紹介したメグロは完成しており、すでに売りに出されていました）
※面白い画像：ハンドルに巻きつけられていたアルミ製の登録プレート。